ラン七日目/イスラエル攻撃に思う

やりました!
これで七日間連続で毎朝走り切りました。
今日は抑え気味で走りましたが。

【今日のラン】
距離:1.5km
インターバル:歩き-走り400m-歩き-走り320m-歩き
最高時速:10.1km
最大心拍数:144bpm

ちなみにVO₂ Maxは28から少しアップして29になりました。
この数値がどれほどのものかというと、まず厚労省の「基準値」によれば50代女性の値ということになります。しかし60代男性の基準値には達していません(泣)。


この表には60代までしか書かれていませんので、ガーミンが発表している数値を見てみます。

これで見ると、70代男性の「標準」以下ということで、70代後半の私としてはかろうじて並のレベルに届いていると言ったところでしょうか。
なお、一般人の平均は40ですが、オリンピック選手は80~90だそうです。すごいなあ。

今日は夜から雨になる予報で、明日の月曜日は一日雨です。
ランはお休みし、休養をかねてストレッチを念入りに行う予定です。


ここで別件ですが・・・。
ハマスやヒズボラがイスラエルを大規模攻撃しましたよね。
私はあれを見ていて、空恐ろしい感じがしました。
テレビの解説では、イスラエルとサウジアラビアの接近を好ましく思わないイランが裏で糸を引いていると述べていますが、それだけではないと思うのです。

先月だったと思いますが、イランがIAEAの査察を拒否したというニュースがありました。
イランは年内にも核兵器に使える濃度のウランを生産できるようになると言われているので、いよいよその時が近づいていると思われます。
これが背景にあるのではないでしょうか。

ここに至るまでの話を非常に簡単にまとめると、まずアメリカのブッシュ政権がイラク戦争を始めました。イラクが核兵器を開発しているという理由をでっち上げたわけですが、その当時石油がもうすぐ枯渇すると信じられていたので、中東を支配しておきたかったためだと言われています。

戦争の結果、イラクは核開発をしていなかったことが判明したとして、次はイランを名指しして経済制裁を加えたのですが、その頃オイルシェール革命が起きアメリカは巨大産油国になったので、もはや中東に対する関心を失い、やがてオバマ政権の時に「イラン核合意」を結び制裁を解除しました。
IAEAもイランには核兵器の開発の痕跡はないと公言しています。

ところがトランプ政権になって、突然アメリカは一方的にイラン核合意を破棄し、制裁を復活させます。トランプは親イスラエルだからという説明がされていますが、理解しにくい行動です。
しかし制裁を受けたイランは苦境に陥り、やがて本当にウラン濃縮を始めるに至りました。
アメリカのやり口を見ていてどこかで気持ちが変わったのだと思います。

そして今では、イランは2023年内に核兵器級の濃縮ウランを手にし、核爆弾を保有する可能性があると言われています。もちろんイスラエルは「イランが核兵器保有する前に攻撃する」と公言していますから、そろそろその時が近づいているわけです。

以上の文脈で考えると、今回のハマスやヒズボラのイスラエル攻撃は、かの国に自国を攻撃させないようにするためのイランの陰謀ではないかという気がしてなりません。
この事件のポイントはイランの核開発だということです。

もし万一イランとイスラエルが戦火を交えるとなれば、アメリカはイスラエルを支援して軍隊を出すかもしれず、そうなるとウクライナ戦争はアメリカが脱けるのでロシア有利に展開するでしょうし、二正面作戦を嫌うアメリカを見て中国は台湾併合に動き、さらに北朝鮮も半島を南下する可能性が出てきます。
世界は一気に戦争モードに移行するわけです。

そんな悪夢のようなシナリオを考えていると、今まさに、世界の安全保障のタガが外れかけているという気がしてなりません。
映画の中のディストピアが本当に出現するかもしれず、それは早ければ来年にも起こる可能性がかなりあると思うのです。

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